研究情報

研究成果『技術情報』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。

作物・病害虫 令和2年農業試験場環境部

長野県におけるイネ紋枯病被害による発病進展部位と減収の関係

紋枯病による減収率は成熟期の発病進展部位が高いほど大きくなる。特に発病進展部位が止葉葉鞘以上では明らかに減収する。

野菜・花き・きのこ・土壌肥料 令和2年野菜花き試験場環境部・佐久支場、農業農村支援センター

レタス産地における硫安の多肥・連用による土壌酸性化の事例

東信地域のレタス産地での土壌酸性化の原因を検討した結果、硫安系肥料の多施用が原因と考えられた。

果樹・土壌肥料 令和2年南信農業試験場栽培部

日本なし「幸水」に対する圧縮空気噴射式土壌改良機を用いた根域施肥と表面局所施肥による慣行施肥の50%減肥栽培が、生育、収量及び果実品質に及ぼす影響

日本なし「幸水」成木樹に対し、2月下旬に圧縮空気噴射式土壌改良機を用いて、慣行施肥における基肥と3~5月追肥合計分の50%量の窒素を、緩効性窒素肥料で主幹から2m離れた周囲に等間隔で8か所、深さ30~40cmに打ち込む(根域施肥)。その後、6月下旬及び収穫後に慣行施肥の50%量の窒素を速効性窒素肥料で表面局所施肥する。この施肥方法を3年間継続しても、生育、収量及び果実品質に大きな影響は見られない。

果樹・土壌肥料 令和2年果樹試験場環境部

りんご「シナノゴールド」M.9台木樹における施肥窒素の吸収と移行特性

りんご「シナノゴールド」M.9台木樹における窒素の吸収量、樹体内分配、利用率は施肥時期により異なる。3月の施肥窒素は、摘果果実への施肥由来窒素の分配が少なく、当年の収穫果実、葉、1年枝、主幹旧枝部等の貯蔵部位に効率的に利用されていると考えられた。

作物・土壌肥料 令和2年農業試験場環境部

晩期追肥と基肥20%減肥は「コシヒカリ」の疎植栽培において有効な施肥法である

疎植栽培(16株/㎡)を行う場合、追肥時期を1週間程度遅らせることで慣行と同等の収量を得られ、玄米品質が向上する。基肥については20%減肥しても同等の収量・品質が得られる。また、疎植栽培における窒素吸収量は慣行と同等である。

畜産 令和2年畜産試験場飼料環境部

ドライブハローを利用した簡易耕による青刈りとうもろこしの栽培技術

ドライブハローを利用した簡易耕による青刈りとうもろこし栽培は、ほ場を耕うんした栽培と同等の収量が得られる。

畜産 令和2年畜産試験場飼料環境部

野辺山地域におけるメドウフォックステイルの発生実態

野辺山地域のメドウフォックステイルの出穂は4月下旬に始まり、開花は5月上旬から6月中旬まで続く。種子は6月上旬から発芽能力を持ち始めることから、種子繁殖による拡散を抑制するためには6月上旬までに収穫適期となるオーチャードグラスやチモシーの品種を栽培することが望ましい。

畜産 令和2年畜産試験場飼料環境部

イタリアンライグラス早生種の結実種子を利用した草地更新法

イタリアンライグラス早生種は8月中旬に3番草が結実する。その結実種子を利用して、ディスクハローを用いた簡易耕により草地更新が可能である。

畜産 令和2年畜産試験場養豚養鶏部

初生雛の寒冷馴致は体重増加を促進する傾向が認められる

2日齢の県産地鶏素雛を寒冷な環境温度に馴致すると、3週齢までの発育が向上する。

野菜・花き・きのこ 令和2年野菜花き試験場菌茸部

ブナシメジの生育障害回避のため、培養時の通風確保と栓の目詰まり防止が重要である

ブナシメジ栽培において、培養時のビン間温度のピークが25℃を超えないように管理されていても収量や品質の低下等の生育障害がみられた場合、ビン間の風通しや栓の目詰まりに問題はないか確認してみる

野菜・花き・きのこ 令和2年野菜花き試験場菌茸部

エノキタケの巻紙を利用したカット出荷用ブナシメジの簡易な栽培技術

エノキタケ栽培に用いられている、ポリエチレン(PE)製の巻紙をブナシメジに巻くと、カット出荷用に適したブナシメジが栽培できる。巻紙は筒タイプで、高さを既製品の半分(62.5㎜)程度に調整したものが適しており、慣行の光照射開始時期と同時期に巻くとよい。

野菜・花き・きのこ・土壌肥料 令和2年野菜花き試験場花き部・環境部

肥効調節型肥料を利用したシクラメンの省力栽培技術

シクラメンの4号鉢栽培において、仕上げ鉢への定植時に肥効調節型肥料「スーパーエコロング413-S180」を鉢当たり2.8g培土に混合施肥する方法は、置き肥による追肥体系と同等の鉢花品質が得られる。肥効調節型肥料を利用することで、追肥作業時間と肥料費を削減できる。

野菜・花き・きのこ 令和2年野菜花き試験場花き部

切り花小ギクにおける短期貯蔵後の日持ち性とSTS剤前処理の効果

切り花小ギクの短期貯蔵後の観賞可能日数は、貯蔵日数が長い程、短くなる。STS剤で前処理すると葉の黄化や褐変が抑制され、2~7℃で乾式貯蔵した場合、貯蔵日数が6日程度までであれば10日以上の日持ち性が確保できる。

野菜・花き・きのこ 令和2年野菜花き試験場佐久支場

ミシマサイコの薬用作物としての生育特性と栽培方法

ミシマサイコの移植栽培では、4月下旬~5月中旬に定植すれば10月下旬~11月下旬に収穫でき、地下部の乾物収量は1年生で70kg/10a程度、2年生で160kg/10a程度となる。

野菜・花き・きのこ 令和2年野菜花き試験場野菜部・育種部

夏秋どりいちご苗のハウス内越冬時における温度環境と収量性

寒冷地における無加温ハウス内越冬では、ハウス1重被覆による保温管理で収量性に問題ない越冬苗が確保できる。

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農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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