研究成果『技術情報』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。
|
土壌肥料 令和5年(2023年度)農業試験場環境部、野菜花き試験場環境部
土壌炭素貯留が期待される肥料、資材の施用効果土壌炭素貯留が期待される肥料、資材は、施肥又は土づくりの目的で水稲及び秋どりハクサイ栽培に活用できる。炭素貯留では、分解率が高いため貯留効果が低く広い面積で取り組む必要がある肥料や、貯留効果は大きいが経済性や施用効果が低い肥料、資材がある。 |
|
畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(持続的畜産領域)飼料環境部・養豚養鶏部
養豚における密閉縦型堆肥化装置の発酵の特徴と脱臭の状況密閉縦型堆肥化装置の発酵の特徴と脱臭の状況を調査した。冬季は加温が望ましい。発酵期間は短く堆肥は未熟である。木材チップの脱臭効果は認められない。 |
|
畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(AW領域)養豚養鶏部
2.5羽/平方メートル飼育が県産地鶏「長交鶏3号」の生産性とAWを向上させる県産地鶏「長交鶏3号」を2.5羽/平方メートルで飼育すると、雄鶏における脚弱の発生を予防し、胸部水疱の発生リスクを低減するだけでなく、産肉性を向上させる。 |
|
畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(AW領域)養豚養鶏部
28日齢以降の低濃度飼料の給与は「長交鶏3号」の胸部水疱の発生リスクを上昇させる県産地鶏「長交鶏3号」に対する低濃度飼料の給与は、低栄養から胸部水疱の発生リスクを上昇させるとともに、雄鶏ではムネ肉の産肉性を低下させる。 |
|
畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(生産振興領域)養豚養鶏部
豚の希少品種「マンガリッツァ」種の飼養特性、枝肉成績及び肉質の特徴マンガリッツァ種は、一般的な大型品種と比較して子豚の生産効率及び発育性は劣るが、皮下脂肪はオレイン酸が多く、融点が約30℃と低い特徴がある。 |
|
畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(温暖化対策領域)酪農肉用牛部
メタン削減効果のある柿皮パウダーの長期給与は、搾乳牛・肉用繁殖牛の生産性等を阻害せず、肥育牛の日増体量を増加させるメタン排出の抑制効果が得られる柿皮パウダーを、搾乳牛、肉用繁殖牛及び黒毛和種肥育牛に長期間給与しても生産性や繁殖性を阻害せず、肥育牛では日増体量が向上するとともに肉質の消費者評価が高まった。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場菌茸部
ブナシメジ栽培における果樹せん定枝の培地利用による収量等への影響ブナシメジ栽培の培地資材としてりんご及びぶどうのせん定枝チップが使用できる。いずれの樹種も、コーンコブに対して代替率100%まで、ワタミガラに対して代替率50%まで使用しても収量への影響は小さい |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場菌茸部
ブナシメジ栽培におけるもみ殻及びそば殻の培地利用による収量等への影響ブナシメジ栽培の培地資材として、もみ殻はオガコ(乾物重)を15g程度代替して利用できる。また、コメヌカ、コーンコブ及びワタミガラを代替の対象とした場合は、合計で10g程度利用できる。そば殻はコメヌカ、コーンコブ、ワタミガラ及びオガコ(乾物重)を代替の対象とした場合、10g程度利用できる。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場花き部
無加温栽培におけるアルストロメリア新品種の生産性評価無加温栽培における主要品種および新品種(16品種)の特性を調査した。定植2年目に株当たり切り花本数が100本以上となった品種は「ラプラ」、「ゴールド」である。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場花き部
周年栽培におけるアルストロメリア新品種の生産性評価周年栽培における主要品種および新品種(16品種)の特性を調査した。定植2年目に株当たり切り花本数が120本以上となった品種は、「マリリン」、「ゴールド」、「ジョールズ」である。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場花き部
球根コンテナや育苗箱を用いたトルコギキョウの隔離栽培方法球根コンテナや育苗箱の容器に調整ピートを主体とした培地を用いることでトルコギキョウの切り花栽培が可能である。施肥潅水方法は、散水チューブと緩効性肥料の組み合わせとする。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部
低圧ミスト噴霧による夏季の施設内温湿度の変化夏季の施設内は高温・乾燥状態となりやすい。低圧ミストノズル(クールネットプロ)を用いた飽差制御による間欠噴霧により、夏季の施設内の高温・乾燥状態を緩和することができる。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部、農業技術課、園芸畜産課
DIYで取り組みやすい環境計測・制御機器 Arsprout DIY キット環境計測・制御機器ArsproutDIYキットは、電気工作の未経験者でも容易に組み立てることができる機器で、施設の仕様に合わせてセンサーや制御項目が自由に選択でき、低コストで環境モニタリング・制御を行うことができる。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部
簡易な雨よけ施設を用いたアスパラガス枠板式高畝栽培の収量性及び経済性評価簡易雨よけ及び小型ハウスを用いたアスパラガス枠板式高畝栽培は、収穫作業が軽労化されるとともに、茎枯病の発病を抑制し、収量は成株で1.5t/10a以上に達する。雨よけ施設及び枠板式高畝の設置費用を要するものの、収量向上により露地栽培を上回る所得が得られる。 |
|
野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場佐久支場
ほう砂水溶液の茎葉処理によるブロッコリーホウ素欠乏症(かさぶた症状)の発生軽減効果ブロッコリーに発生するホウ素欠乏症(かさぶた症状)に対して、0.5~1.0%のほう砂水溶液を1株当り50ml茎葉散布することにより発生程度を軽減できる。 |










