研究情報

研究成果『野菜・花き・きのこ』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場菌茸部

病虫部会Janthinobacterium agaricidamnosum、Ewingella americanaによるエノキタケ褐色腐敗病の発生

近年、現地で問題となっているエノキタケ褐色腐敗病は、Janthinobacterium agaricidamnosum又はEwingella americanaによって引き起こされていることが新たに明らかとなった。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場花き部

病虫部会育苗箱を用いた隔離栽培に適する切り花品目と栽培方法

ケイトウ、アスター、カンパニュラ、ブラックレースフラワー、チドリソウ、ストック等の品目で育苗箱を用いた隔離栽培が可能である。また、これらの品目と作型を組み合わせることで年複数作の栽培ができる。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場花き部

蕾切りディスバッドマムにおける開花時の品質及び日持ち性

通常の切り前(収穫時の花蕾のステージ)より1週間程度早い蕾の状態で採花したディスバッドマムは、後処理剤を処理することで最大花径が通常の切り前で採花したものと同程度となり、2週間以上の日持ちが確保できる。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場花き部

クリザールSVBシニュアタはスターチス・シヌアータの日持ちの向上に有効である

スターチス・シヌアータは、クリザールSVBシニュアタを用いて前処理を行うことで、小葉の褐変や茎葉の黄化が抑制され、日持ちが向上する。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場花き部

カーネーションの無加温越冬栽培技術

11月~1月定植の夏秋期2回切り作型では無加温栽培が可能である。トンネルが無い場合でも越冬が可能であるが、トンネルを設置することで開花期が前進し、翌年10月末までの切り花本数が増加する。

技術情報 令和7年度野菜花き試験場野菜部

種子繁殖型いちご「よつぼし」、「ベリーポップ(r)すず」、「ベリーポップ(r)はるひ」の収量・果実品質特性

種子繁殖型いちご「よつぼし」、「ベリーポップ(r)すず」、「ベリーポップ(r)はるひ」は、「章姫」と比較して早生であり、収穫個数は同等~多いが、果重が小さく、総収量がやや少ない。種子繁殖型いちごの中で「ベリーポップ(r)はるひ」、「ベリーポップ(r)すず」の収量性が優れる。いずれも収穫期間を通して「章姫」より果実が硬い、良食味品種である。

試行技術 令和7年度野菜花き試験場環境部、松本農業農村支援センター

風食防止のためのハゼリソウの利用方法と後作レタスに対する減肥効果

標高750m以下のほ場では、ハゼリソウは10月上旬までに播種すると枯死株が土壌表面を被覆するため、風食防止効果があり、後作でレタスを栽培する際は窒素を削減できる

試行技術 令和7年度野菜花き試験場野菜部

夏秋どり施設果菜類栽培における低圧ミスト噴霧は、収量や品質向上に有効である

低圧ミストは、植物群落内の気温低下、加湿、植物体温度低下効果があり、高温期の萎れや葉焼けを軽減でき、トマト及びきゅうりでは収量や品質が向上する。

普及技術 令和7年度野菜花き試験場菌茸部

新規選択培地によりエノキタケ褐色腐敗病菌の検出ができる

エノキタケ栽培施設等から褐色腐敗病菌(Janthinobacteriumagaricidamnosum、Ewingellaamericana)を検出するための新規選択培地JASM及びMA-D3培地を開発した。選択性に優れるため同病菌を効果的に検出できる。また、同病菌を簡易に判別することが可能である。

普及技術 令和7年度野菜花き試験場野菜部、農業農村支援センター

トマト夏秋どり土耕栽培において、強勢台木接ぎ木苗を利用すると収量が増加する

トマト夏秋どり土耕栽培において、種間雑種強勢台木「TTM079」を用いると果数や平均果重が増加し、収量が増加する。強草勢の調整に減肥が有効であり、施肥量を50%減肥しても、慣行施肥量の自根栽培と同等以上の収量が得られる。

技術情報 令和6年度野菜花き試験場野菜部、農業技術課

低圧ミスト制御用の安価で自作可能な環境モニタリング装置の作成・運用マニュアル

施設園芸ハウスの温度及び湿度をモニタリングでき、低圧ミスト制御ができる装置の作成・運用マニュアルを作成した。

試行技術 令和6年度野菜花き試験場環境部、諏訪、松本農業農村支援センター

マメ科緑肥ヘアリーベッチを利用したレタス、スイートコーン、ズッキーニの窒素減肥栽培技術

秋播きヘアリーベッチを翌春にすき込んだ後作レタスにおいて、標準的な窒素施肥量(10kg/10a)では窒素を3~5割、後作スイートコーンにおいて、標準的な窒素施肥量(20kg/10a)では窒素を5割、春まきヘアリーベッチを播種後70日ですき込んだ後作ズッキーニにおいて、標準的な窒素施肥量(20kg/10a)では窒素を3~5割減肥できる

試行技術 令和6年度野菜花き試験場環境部、松本、上伊那農業農村支援センター

白ネギの夏秋どり作型における長期溶出タイプの緩効性肥料を用いた植え溝施肥による追肥労力削減技術

白ネギの夏秋どり作型において、長期溶出タイプの肥料を植え溝のみに全量基肥施用することで追肥主体の従来慣行栽培と同等の生育・収量が得られ、追肥労力を低減できる。

試行技術 令和6年度野菜花き試験場菌茸部

ブナシメジ培地「YKB-D」はオルニチン含有量の向上に有効で、収量及び培地単価は従来培地と同等である

ブナシメジ培地「YKB-D」は、添加材に乾燥酵母粉末とキノコライムを使用することで、オガコ主体培地YKB-1と比較し、子実体中のオルニチン含有量が向上する。また、培地単価ときのこの収量は同等である。

試行技術 令和6年度野菜花き試験場菌茸部

タピオカ澱粉かすはブナシメジ培地資材との代替として利用できる

未利用資材のタピオカ澱粉かすはブナシメジの培地資材ワタミガラまたはマメカワとの代替として利用が可能である。

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農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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