研究成果『野菜・花き・きのこ』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。
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試行技術 平成23年(2011年)野花試野菜部・環境部
アスパラガス茎枯病の耕種的防除として大型バーナーによる畦面焼却が有効である晩秋期の茎葉刈り取り後または早春期の萌芽前に、罹病残さや残茎が滅菌されるように大型バーナーで畦面を焼却すると、茎枯病の発病を低減できる。晩秋期処理と早春期処理では同等の防除効果がある。 |
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試行技術 平成23年(2011年)野花試花き部
ストックの秋作型におけるアイアン系品種の開花促進に電照が有効であるストックの秋作型ではアイアン系品種に対して定植後に白熱球もしくは遠赤色 LED による長日処理を行うことで開花が早まり、収穫までの期間を短縮することが可能である。 |
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試行技術 平成23年(2011年)野花試育種部
ミニトマト「房美人」の房どり収穫法「房美人」は果房内の果実の成熟集中性、品質の均一性および房どり収穫適性が優れる。 房どり収穫のための房作り法は、着果確認時に先端を切除し、果房当たり15果程度に制限するのがよい。 |
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試行技術 平成23年(2011年)野花試野菜部・佐久支場
全面マルチ用うね内部分施用機は葉菜類(はくさい、キャベツ、レタス)の減肥栽培に利用できるうね内の定植部周辺に肥料を土壌と混和して帯状の施肥部分を形成する全面マルチ用うね内部分施用機(特許名「畝内帯状撹拌施用機」)を使うと、葉菜類の春まき夏どり作型において減肥効果が高く、30%減肥設定で全面全層施用と同等の収量が得られる。 |
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試行技術 平成23年(2011年)野花試佐久支場
寒地におけるソラマメの夏秋どり栽培は可能である寒地において、そらまめの品種「駒栄」を用い、5月下旬から7月中旬まで直まきすると7月~10 月までの連続生産が可能である。 |
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普及技術 平成23年(2011年)野花試・佐久支場
ブロッコリーの養分吸収特性に基づく肥培管理法ブロッコリーの窒素吸収は出蕾期前後にピークがあり、収穫期にかけて低下するため、 窒素の肥効は出蕾期までに高める。窒素施用量が過剰の場合、ホローステムの発生が増加するため、過剰な窒素施用は行わない。緩効性肥料と速効性肥料で収量・品質に差がないことから、経費面で速効性肥料が有利である。 |
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普及技術 平成23年(2011年)野花試・野菜部
不織布製鉢を利用した夏秋どりトマト養液土耕栽培不織布製鉢を利用したトマト養液土耕栽培の夏秋作型においては、品種「りんか 409」を仕立て法「主茎1本仕立て」、着果管理「低段の摘果処理」の条件で栽培すると、収穫 10 段以上の長期作型、6段程度の短期作型ともに、収量性が高くなる。 |
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普及技術 平成23年(2011年)野花試・野菜部、南信試・栽培部
廃液を出さない高設栽培システム「上部給水吸い戻し方式」はいちご促成栽培に適用できる「上部給水吸い戻し方式」は、底面給水方式と同一のハンモック式ベッド・培地・被覆 肥料を用い、培地上部から点滴チューブで給水を行う廃液を出さない高設栽培システムである。慣行のかけ流し方式よりも多収であり、培地の使用年数が進んでも収量の低下が 少なく、促成いちご栽培への適用性が高い。 |
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技術情報 平成23年(2011年)農試企画経営部
ポリエチレン製樹木剥皮防止ネットでさつまいものニホンザル被害を回避できる市販のポリエチレン製樹木剥皮防止ネット(菱目22mm)をさつまいもの定植直後から畝の上にかぶせ、ペグで固定することにより、ニホンザルの被害を回避できる。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部
カーネーションに発生するナミハダニの薬剤感受性カーネーションに発生したナミハダニについて薬剤感受性の検討を行った結果、一部の個体群で殺ダニ剤などに対して感受性の低下が認められた。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部・花き部
長野県下のりんどうから検出されるウイルス種とその病徴長野県下の主要なりんどう産地からは、主にキュウリモザイクウイルス(CMV)とソラマメウイルトウイルス(BBWV)の2種ウイルスが広域に多数検出される。病徴は、CMV検出株が糸葉症状や株の生育不良であり、最も検出頻度の高いBBWV検出株では単独感染で葉のモザイクや軽いえそ症状を呈する程度であるが、CMVとの重複感染でわい化や極端な萎縮が認められる。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部
平成23年に中信地区のすいかで多発した果実腐敗症状はスイカ果実軟腐病である平成23年に中信地区のすいか産地で、収穫時に健全であった果実が出荷後1~2日のうちに外果皮を残して軟化腐敗する病害が発生した。原因究明を行ったところ、多くの野菜類に軟腐症状を引き起こす Erwinia carotovora subsp. carotovora によるスイカ果実軟腐病であることが明らかになった。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部
長野県内のカラーピーマンに発生しているウイルス病害の発生状況長野県内のカラーピーマンに発生しているウイルス病害株からは、キュウリモザイクウイルス(CMV)が最も多く検出され、次いでインパチェンスえそ斑紋ウイルス(INSV)、トマト黄化えそウイルス(TSWV)、ソラマメウイルトウイルス(BBWV)の順である。また、季節別で各ウイルスの検出頻度が異なり、特に初夏から夏季高温期に検出頻度の高いTSWV、CMVにより、経済的な被害が生じる危険性が高い。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部
セルリー萎縮炭疽病の選択培地と遺伝子診断法による高精度診断法の開発セルリー萎縮炭疽病菌は、開発した選択培地を用いて簡易に検出できる。さらに、開発した高感度遺伝子診断手法を用いることで、極微量の DNA でセルリー萎縮炭疽病菌を検出できる。 |
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技術情報 平成23年(2011年)野花試環境部・野菜部
セルリー萎縮炭疽病の種子伝染の証明と温湯種子消毒の防除効果セルリー萎縮炭疽病は、種子伝染する。種子消毒には50℃30分の温湯消毒が有効である。 |










