研究情報

研究成果『野菜・花き・きのこ』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)野菜花き試

天敵(コレマンアブラバチ)による施設栽培いちごのアプラムシ防除

環境に対する農薬の影響が問題とされているが,環境にやさしい農業を推進するため,天敵による害虫防除の方策が模索されている。トマトでは,オンシツコナジラミに対してオンシツツヤコバチを利用する防除方法が普及技術として取り上げられている。いちごにおいても受粉のためのミツバチの利用や観光農園などの栽培形態から農薬以外による害虫防除が求められている。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)野菜花き試

殺菌剤、酸性水の大腸菌及びレタス腐敗病菌に対する殺菌効果

近年、病原性大腸菌による被害が発生して以来、クリーンな農産物を求める声が高まっている。昨年までの研究で、圃場のレタス葉に病原性大腸菌が存在する可能性は極めて低いことが確認されたが、レタス1gあたりの一般細菌数は、他の野菜と比較し高い。また、まれにレタス葉に一般大腸菌が存在する場合もあるので、クリーン農産物栽培の観点から、殺菌剤および、近年抗菌作用が注目される酸性水について大腸菌、レタス腐敗病菌に対する殺菌効果を検討した。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)営技セ

はくさいの時期別養分吸収量

はくさいは葉菜類の中では養分吸収量が多く、施肥量も多いが、産地では結球部の肥大をはかるため多肥となる傾向がある。窒素施用量の違いによるはくさいの時期別養分吸収量について調査し、適正な肥培管理を行なうための一助とする。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)南信試

露地ピーマンの育苗ポット全量基肥栽培における減肥と収量性

環境保全型農業推進の中で化学肥料の施肥量削減は大きな柱である。肥効調節型肥料の使用や局所施肥により肥料の利用率を高めることで、減肥が達成できると考えられるが、果菜類では検討されていなかった。露地栽培比率が高く施肥量が多いピーマンについて、肥効調節型肥料を用いたポット施肥による減肥方法を検討した。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)畜試

牛ふん堆肥水抽出液の化学性とコマツナに対する生育阻害性との関係

未熟な家畜ふん堆肥が作物の生育を阻害する要因は、揮発性脂肪酸、フェノールカルボン酸、アンモニア態窒素等の生育阻害性物質が直接に作物に作用する場合と易分解性有機物が土壌中で急激に分解することによって起こる窒素飢餓のように間接的に作物に作用する場合との2つに大きく分けることができる。ここでは、未熟な牛ふん堆肥の直接的な生育阻害性を簡易に判定する技術を開発する目的で、堆肥水抽出液の化学性とコマツナに対する生育阻害性との関係について検討した。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

微細孔フイルムを活用した生シイタケの包装改善

現在、生シイタケの大半は塩ビやポリエチレンのフィルムによるストレッチ包装が行われている。しかしこの形態は完全に密封することが困難で、空気漏れによる変色などの品質低下を招きやすいことが問題となっている。そこで密封が比較的容易な小袋包装形態で品質保持が優れるフィルムの検索を行った。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

ナメコの微凍結予冷による保冷効果

高温期におけるナメコは発泡スチロール容器に保冷材として約1kgの袋詰め氷封入を行い出荷されている(昭和58年普及事項)。しかし、この方法は冷蔵庫の設置に加え保冷材を購入する必要があり、コスト的な問題が残されている。このため氷封入が省略できるマイナス温度帯での予冷方法を検討した。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

トルコギキョウの短期貯蔵限界

市場休日増に対応するため、当日出荷とほぼ同程度の品質保持が可能な貯蔵方法及び貯蔵日数を把握する。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

カーネーションをつぼみ切りする場合の収穫ステージ及びその後の管理技術

冬季における収穫打ち切り時の未開花蕾の有効活用を目的としたつぼみ切り技術を確立する。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

野菜用新型セルトレイの全自動移植機への適応性

新型の全自動移植機用セルトレイが開発されたので育苗特性、全自動移植機への適応性などを調査して、露地野菜生産の安定化、コスト低減につなげる。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)農総試

乗用管理機利用によるキャベツ栽培の機械化作業体系モデル

長野県の野菜生産は露地栽培の結球性野菜が生産額の半分を占めており、最重要品目である。一方、生産基盤は生産者の高齢化等により脆弱となっており、安定生産と市場シェアの確保には省力化や低コスト生産が求められている。そこで、キャベツの低コストで効率的な機械一貫利用システムを組み立て、生産力の増強を図る。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)南信試

こんにゃくの優良品種「みょうぎゆたか」の特性

群馬農試で育成された、こんにゃくの優良品種「みょうぎゆたか」の本県における適応性および特性を明らかにする。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)野菜花き試

ブナシメジのサジポウヒナダニ防除技術

ブナシメジの生産拡大に伴い、ダニ類の発生による害菌の伝搬が大きな問題となっている。しかし、現在培養室から培養ビンを出して室内の殺菌・殺虫処理する以外、これといった効率的な防除対策がない。そこで防除対策の一手法とするためビン内への侵入時期と侵入経路を調査し、ダニ防除対策を検討した。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)野菜花き試

エノキタケ黒腐細菌病々原菌選択培地T-PAF培地の利用技術

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)野菜花き試

コーンコプミールの物理性

近年、エノキタケの単価は低迷しており、安定経営を行うには生産性の向上が不可欠となっている。このため現地では、増収を目的としたコーンコブミール(以下、コーンコブ)等の培地資材が普及してきている。しかし、コーンコブ利用の全生産者の収量、品質が高まっているとは言えない状況にある。この原因としては栽培技術以外にコーンコブ自体の品質が影響しているものと考えられることから、今回はタイ産コーンコブの物理性について検討した。なお、コーンコブの種類は、TAKE CORN No2を使用した。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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